Finatext、日本IBMと協業して金融機関向けロボアドバイザーのエンジンを提供開始

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 Fintechベンチャーの株式会社Finatextは、日本アイ・ビー・エム株式会社と協業して、Finatextが保有する独自のロボアドバイザーのエンジンを金融機関向けに提供することを発表した。
 
 
 ユーザーが質問に答え、最適なポートフォリオを提示する資産運用のスタイルであるロボアドバイザー。運用自体ではなく購入者と販売側のコミュニケーションの促進に大きな役割を果たす。現状、投資信託の販売の大多数は未だに対面によって行われており、ここにロボアドバイザーの仕組みを利用することで、インターネットと対面をうまく融合した新しい投資信託の販売の形が確立され、今後広がっていく「貯蓄から投資へ」の動きに大きく貢献すると見られている。
 
 
 投資信託協会の評価機関でもあり、国内のすべての公募投信のデータをAPIを通じて提供してきた実績があるFinatext。ウェブサービスやスマートフォンアプリ運営で蓄積してきたノウハウを活用し、各金融機関が販売している投資信託をもとに適切なポートフォリオを表示するロボアドバイザーエンジンを開発していくとしている。
 
 
 同社は2015年12月に三菱東京UFJ銀行とパートナーを組んで投資信託選びをサポートするスマートフォンアプリ『Fundect』をリリースした。いくつかの質問に答えるだけで、そのユーザーのリスク性向にあった投資信託がリストで見られるサービスで、ユーザーのデータを活用した投資信託選定のアルゴリズムは日々改善・改良しているという。
 
 
 今回の協業により、Finatextは日本IBMと共に、同社の持つ投資信託選定のエンジンを全国各地の金融機関、特に地方銀行に向けて提供していくとしている。